2009-05-01
● 読書記録
資本主義崩壊の首謀者たち 広瀬隆著
★★★★☆
「グローバリズム~金融腐敗という未曾有の大混乱を誰が招いたのか、ことの真相を明らかにし、さらに国民の資産を守るために、日本がとるべき新しい進路を指し示す。 」
リーマンショック以来の金融破たんを招いたアメリカ人の投機体質を徹底的に批判し、ロバート・ルービン、ローレンス・サマーズといった個人名をあげて糾弾します。驚かされるのは、こうしたマネーゲームが歴史的に一部のユダヤ系ファミリーやそこから派生した人々によって主導され、それが財務長官など政府内にも深く入り込みほとんど一体化しているという事実です。クリーンなイメージがあるオバマ政権も決して例外ではないのです。
資本主義崩壊といってもピンときませんが、日本も少しずつアメリカと距離をとっていく必要性を感じました。
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